日時　　　２０１６年１１月６日（日）
目的地　　東京ディズニーランド
天候　　　千歳は大雪　目的地は晴れ！！

千歳ひまわり号が走りだして２０年になりました。

過去５年ごとにディズニーランド２回、ディズニーシーに１回の記念旅行をしてきました。

今年は皆さんの希望から３度目のディズニーランド旅行となりました 
今回は今までと違い色々とハプニングやトラブルがあり難しい判断を迫られることの多い旅になりました。
前日から雪が降り続く新千歳空港に７時集合。
参加者のご家族と大久保会長、役員の安彦さん、高浜さんのお見送りもありました。

多少の遅刻者もいましたが無事全員で搭乗待合室へ。
８時出発なので２０分ほど前に機内へ。

参加者の中に母親同伴で参加した自閉症の男子が興奮しすぎたのか機内で奇声を上げ続け、暴れたため残念だったが機長判断で飛行機から降ろされてしまいました。
（当初ひまわり号としての座席をまとまって確保してあったそうですが当日になって数人ずつバラバラになっていたこと、席にイヤフォンがなくすぐに貰えなかったことなどもおつつけなかった原因の一つかもしれないとのこと）

２０分ほど遅れて出発となり誘導路から滑走路に向かったのですが、ここで機長からアナウンス。

「ただいま滑走路手前まで参りましたが翼に雪が積もってしまい離陸は困難と判断しましたので一旦戻って融雪剤の散布を行います」とのことです。
３０分ほど待って融雪処理も終わり出発かと思われたが今度は滑走路に雪が積もり除雪のため１０時まで閉鎖。
ここで最初の判断をする必要が生じました。
これ以上遅れた場合現地に行っても楽しむ時間が少なくなりすぎるので中止にするべきかどうか？１１時に飛んだ場合現地到着が１３時半。
ディズニーランド滞在時間が４時間しかありません。

しかし、結論としては飛行機が欠航にならない限り何とか現地まで行こうということになりました。
しばらく待ったのち再び機長から管制塔からの許可が下りたので出発することが伝えられました。
飛行機がバックする気配があるがなかなか動きません。
変だなと思っていたら三度目の機長からのアナウンス。
「ただいま飛行機をバックさせるためのトーイングカーでバックを試みましたが雪でスリップしたため下がることができませんでした。
ただいま別な大きなトーイングカーの手配をしていますのでもうしばらくお待ちください」
普段経験できないような雪によるいろいろなトラブルの末１１時過ぎにようやく離陸！
１２時３５分羽田に無事着陸できました。

昼食を摂る時間がもったいないので空港でおにぎりと飲み物を購入。バス車内で食べることにしました。
貸切バスで移動して１３時半近くにディズニーランド到着。

２度目の判断として集合時間を１７時半に変更して解散。
ディズニーランド内はハロウインが終わってクリスマスの準備のためにあちこちで作業中でカバーがかけられているところが多かったです。
１１月８日からクリスマスバージョンでの公開だそうでちょうど中間の何もない時でいつもより少しは空いていたと思われます。
園内でグループごとに楽しんだ後１７時半集合。
ここで帰りの飛行機が２時間遅れると言うことがわかり、またここで３度目の変更の判断。
１.予定通り羽田に行って夕食などを摂って時間つぶしをする
２.ディズニーランドに残って食事やアトラクションを楽しむ

結論はもちろん残ることに決定。
１９時半に集合時間を変更して解散しました。

日中休止していたプーさんのハニーハントが再開していることもわかり食事をしたりアトラクションを楽しみ２０時にはバスで空港に向かいました。
千歳到着が遅くなるので到着後解散セレモニーは行わずバスの中でご挨拶を済ませることとしました。

 ２０時３０分羽田空港着。
お土産物屋さんなどは閉店してしまったので搭乗待合室に入ることにして中の椅子で待つことにしました。
しばらくして出発時間が２３時３５分へ変更とのアナウンス。
みんな元気に思い出を話し合ったり買ったお土産を見せ合ったりして時間を過ごしました。
新千歳空港には午前１時１０分に着陸。

 お出迎えのご家族の皆さんも深夜になりお疲れだったと思います。
参加者の皆さんは三々五々両手にいっぱいのお土産とたくさんの思い出を持って元気に帰路につきました。
怪我や体調を崩した人もなかったのが幸いです。
旅のトラブル、サプライズはいい思い出になると言います。
きっと印象深い１日になったことと思います。
私も生涯忘れられないディズニーランドの思い出ができました。

（翌月の２３日から２５日まで千歳地方の大雪のため空港が３日間大混乱し空港に３日間止まった人も居たそうです。
これを考えると遅れても往復飛んだことは幸いだったと思えます）

 朝７時集合から翌１時半の解散まで１８時間半。
とても長い１日でした。
また５年後にも行きたいと思ったのは私だけでしょうか？
参加者総勢３１名（障がい者８名、家族３名、ボランティア２１名）

参加できなかったお二人は残念でした。

◆今回は補助金などの適用がなく「寄付とも」でいただいた浄財を参加費の一部に使わせていただきました。